| 11ぴきのねこ |
(馬場 のぼる) 11ぴきのねこ / |
総合おすすめ度:98 |
評価:100 | お話が楽しめる | 馬場のぼるさんは漫画家なのでストーリーが得意でしょう。この本もマンガチックな絵本で子供が読んでも楽しめます。読んで聞かせる本と言うよりは絵を見ながら子供自身が読むものと思います。ただ、子守唄の「ねんねこさっしゃれ」については解説を求められるかも知れませんね。 ストーリーは一人では何もできないねこたちが力を合わせて怪物魚を退治し食べてしまうというものです。この本では、社会生活を始めた子供達に対して「共同作業によって得られる達成感」を具体的に提示してくれます。なお、1967年に出された本ですからずいぶん歴史があります。 |
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評価:100 | 約20年前(幼稚園時代)に読んだ本 | この本には結構深い思い出があります。まず、絵が好き(絵が優しい感じで、みんな愉快)でなんども繰り返し読んでました。幼稚園での読んだのは、何人かがグループになって11ぴきのねこの紙芝居を作ることになったときです。一人一枚の紙芝居の場面を書き、自分でその場面を読んでいくと言うものでした。で、自分で書いた紙芝居のところは発表が終われば持って帰れると思っていたのに取り上げられてすごくショックだった思い出があります。 いい本なので今でも読んでみたいと思うときがあります。私の中では、忘れられない作品(思い出)です。 |
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評価:80 | リズムがいいです! | 息子が3歳を迎える頃に、急にはまりました。 「11ぴきのねこ読んで!」とよくせがまれます。 抑揚を大きめにつけ、声色を変えて読んであげたりすると、 ころころ笑っています。 キャラクターも個性的。リズムも楽しく、子供の耳に心地よい本 のようです。これからシリーズを集めようと思います。 |
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評価:100 | 一等、爽やか、清清しい。 | それぞれが好き勝手にやってるようで、貪欲なほどの好奇心と、面白そうなことに対する集中力は強力無比。で、いざ何かをやりだすと一丸。個性はあるけど、差別はない、いつでも11匹が同列なのが気持ち良い。ついでに、しみったれた教訓や、常識なんかも、あきれるほどに皆無なのが、一等、爽やか、清清しい。こういう作家さん、大好きです。 |
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評価:100 | 絵本の中の絵本です!11匹のねこばんざい!! | たのしいことをやってみたい!おもしろいことはないかな?おなかいっぱいおいしいものをたべたい!いたずらはこそこそ。。。11匹のねこたちの好奇心、バイタリティ、ほんいっぱいにひろがる元気な気持ち。絵本には、感動するものや「人生のおしえ」的なものも必要かもしれないけれど、この本みたいに、ユーモアも絶対必要なんです。ユーモアこそ、人生を切り開いていく力だから、こどもの本特に絵本にはユーモアが必要!と、アメリカのある児童文学者が書いている記事をよみました。名前はわすれたけど。たのしいときも、かなしいときも、人間関係がうまくいってるときもいかないときも、最後はユーモアをもっているひとがうまくやっていくのだとか。そうだ!11匹のねこ、ばんざい! |
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| 11ぴきのねこふくろのなか |
(馬場 のぼる) 11ぴきのねこ / |
総合おすすめ度:98 |
評価:100 | 11ぴきのねこの最高傑作! | もんくなく星5つ!こどもって、おやのいうことなんかきかない!きょうみがあれば、なんでもやっちゃう!赤信号もみんなでわたればこわくない!の典型のねこたち。ウヒアハにつかまっちゃっても、もちまえのバイタリティできりぬけます。一つの困難をのりこえるたびに、成長していくんだね。11匹のねこばんざい!!おやこそろって、大絶賛です。 |
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評価:80 | ウヒアハが大好き! | 11ぴきのねこが 「はなをとるな」という立て札をみながら 花をとり、「はしをわたるな」と見れば 橋をとおり・・・ とうとうウヒアハという怪獣?につかまってしまいます。4歳の娘は、次々出てくる立て札を 大声で読みながら、それを守らないねこがおもしろくて たまらないようです。 家でも、まねをして 「歯・を・み・が・く・な」というと いやだよーといって おもしろがって歯磨きをしたりしています。 ウヒアハという名前も大好きです。 |
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評価:100 | 2歳の娘お気に入り! | 正直言って、「11ぴきのねこ」を読んだだけの私はこのシリーズのよさが わからなかったが、この本を読んですっかりはまってしまった! 絵がちょっとマンガ的なので、こういう絵本子供にははどうかなぁ? なんて娘にあまり読んであげていなかった。でもこの「ふくろのなか」を読んで、んん・・・・なかなか面白い、これは考えてあるなあと感心してしまった。馬場さんてしゃれてるなぁ\x{ff5e}。 してはいけないことを、ねこたちがどんどんしちゃう、で痛い目にあって、 最後にはちょっと知恵がついていたりする。 とってもわかりやすいし、ここにでててくるウヒアハという化け物がまぬけでにくめないやつなんですよ。 娘はとても気に入ったらしく、いつも読んでます。 それと、看板の字をよむとき一文字づつ読んで、繰り返すから、しらぬうちに暗唱してしまい、子供が絵本の字を追っていくきっかけになるかもしれませんよ。 このシリーズはそろえようかなと思ってます♪ |
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評価:100 | 何度もよみかえせる一品 | 我が家には4歳になったばかりの息子がいます。やんちゃざかりですが、本をよんでもらうのが大好きです。この本は他の方も書かれているとおり、やってはいけないということを、ドンドンやっていって、ちょっと痛い目にあい、最後にはそれに懲りて、やってはいけないことはしないっていう展開です。最初は何度か読んであげていましたが、ちょうど、ひらかなが読めるようになった時期に出会った本で、看板に書かれている字にまずは興味をもち、それからは時間はかかりますが、自分で読み始めました。ひらかなに興味をもち始めたお子さんには、とってもいいかと思います。 うちでは、親子で11匹の猫の1匹になりきり、「木にのぼるな? そんなこといったって、気持ちいいもの!」と私が言うと、子供が「駄!\x{fffd}!!\x{fffd}だよ、いけないんだよ」など会話も楽しめています。このシリーズは本当にほのぼのとしていて、どの本をよんでも楽しいですが、4歳くらいの子供にはこれはおすすめです。 |
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評価:100 | 子供のいたずら心をくすぐる一冊 | 11ぴきのねこたちが歩いていく所々に、『花を摘むな』『この橋渡るな』等注意事項の看板が立っています。けれど、注意されればされるほどやってみたくなるねこたち。結局、行く先々で悪さをして、最後に『この袋の中に入るな』というのも聞かず、大きな袋に入って怪物にまんまとつかまってしまします。最終的には、いつもの調子で、ひょうひょうと逃げ出してくるねこたち。お行儀の良いお子さんなら『何しているの!』と、ねこの行動に怒ってしまうかも。だけどいたずら心一杯の息子には、くすぐったいほど可笑しいらしい。 |
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